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PacketiX VPN 2.0 導入事例
讀賣テレビ放送株式会社様

PacketiX でモバイル PC と社内を VPN 接続、
セキュリティ向上と利便性を同時に実現。

製作日時: 2006 年 7 月 11 日
ぷらっとホーム株式会社

讀賣テレビ放送株式会社
呼出名称:よみうりテレビ
呼出符号:JOIX-TV
略称:YTV 10チャンネル
周波数:
映像205.25MHz
音声209.75MHz
本社:〒540-8510
大阪市中央区城見2-2-33
URL: http://www.ytv.co.jp/

報道局報道業務部
報道システム担当
関岡聖司

 

概要

讀賣テレビ放送株式会社(以下、よみうりテレビ)は、日本テレビ系列の準キー局で、大阪に本社を置く。コールサインは JOIX-TV。
報道局は、関西を中心とした最新の情報やニュースを報道している。また、海外にも特派員を送り、取材・番組制作も行っている。今回、記者の使用するモバイル PC に PacketiX を導入。取材現場から VPN を利用して本社ネットワークにアクセス可能なシステムを構築した。

 

課題 - 様々な現場の PC をいかに管理するか


報道システム担当 関岡氏
記者の現場は多種多様であり、各自の利用する端末、環境、通信方法も異なっている。記者クラブのような PC 備え付けの環境から、事件現場、地方や海外の駐在所など千差万別である。これを一手に管理するのは、リソースの問題もあり、たいした事はできていなかった、と報道システム担当の関岡氏は語る。

当然、管理できていない PC の社内 LAN への接続は許可されないが、唯一原稿送稿用のサーバにだけはアクセスできるようにしていた。以前は、携帯電話のカードを利用してダイアルアップで接続、原稿を送っていたが、データの大きいものは厳しい状況だった。その後、FOMA を利用した VPN サービスを導入、容量の問題はクリアできたが、今度は電話代が跳ね上がった。
こうした経緯ののち、コストと利便性を考えると、PacketiX のようなネット回線を利用した VPN 通信へのシフトは自然の成り行きだったとのことである。

 

PacketiX を選んだ理由

現場ごとに異なっていた記者のモバイル PC を整備することになり、まずは、PC のリモート管理に着手した。PC の調子が悪いと電話でいくら説明されても埒があかない。そこでリモートでの対応を実現したかった。リモート管理には、自宅での利用なども考慮し、器材を使わず、かつ扱いが簡単なものを検討していた。

PacketiX については、前身のソフトウェアである SoftEther の頃から個人的にいろいろと試して、便利なソフト、使い易いソフトとの認識があったそうだ。SoftEther は無償のソフトウェアであり、個人レベルで便利に使えればいいと考えていたが、会社での使用となると、正式な採用は難しかった。こうした中、PacketiX の商用版がリリースされ、導入の話が一気に進んだという。

関岡氏は以前、大手の VPN アプライアンスを使って VPN ネットワークシステムを試した経験があるという。「これがなかなか上手くいかなかった。インターネットは繋がるけれど、会社には繋がらない。ほとんどの原因は、ルータの設定や VPN のポートが閉じられていたことのようですが、この時は壁を実感しました。」と関岡氏は言う。

PacketiX を選択したのは、まさにこの問題が解決できるという点だった。「とりあえずインターネットにアクセスできれば社内 LAN に繋がる、というのが判断基準になって、分かり易いというのがありました。」 PacketiX の導入はスムースに行われ、当初の目的であった外部の PC の管理が可能となった。


 

改善されたモバイル環境


PacketiX構築例
管理するのが楽だから、という動機で導入された PacketiX だったが、それだけではもったいないという声が上がり、外部で PC を使うユーザ側の利便性の向上に着手した。
具体的には、社外からインターネットに繋げば、会社と同じ環境になるシステムを目指した。

記者用モバイル PC には、ウィルス対策ソフト、パーソナルファイアウォールの他に、指紋認証、ファイル暗号化、VPN(PacketiX)の新機能が追加された。以前から行われていた指紋認証機能は、PC と利用者が 1 対 1 で紐付けされた従来の形から、PacketiX 導入後には、指紋認証サーバを新設し、PC を利用する際には会社まで指紋認証に来て、ログイン後に初めて PC を使えるといったシステムに改善された。
また、インターネットの利用には、全て VPN で本社プロキシサーバを経由する形が取られている。これは社内と同じ環境ということになる。PacketiX を利用することでセキュリティ対策と利便性を兼ね備えたシステムとなった。

新しくなったシステムを利用した記者は、「放送された自分の取材内容が確認出来るので便利になった」と言う。特に海外の支局では日本のテレビ番組が放送されないため、取材や原稿がどのように報道されたのか帰国するまで分からなかった。しかし今では、PacketiX を使ってイントラネットにアクセスすれば、数時間後にはエンコードされたニュース内容をチェックできるようになった。


 

よみうりテレビ本社(大阪)

セキュリティ対策について

PacketiX 導入により利便性は向上した。しかし、便利になる反面、モバイル PC 紛失時の対応などセキュリティに対しての対策を考えなければいけない。よみうりテレビ報道局では、ソフトウェア、ハードウェア、人的対応と個別に分けて取り組んでいるという。

「PacketiX というソフトウェア自体に技術的な心配は全く感じませんでした。」

と関岡氏は語る。暗号に SSL を利用し、用途に合わせて適切な暗号化強度を選択できる PacketiX の安全性に対して氏の信頼は高い。
ハードウェアには指紋認証機能やファイル暗号化機能をつけているので、PC を利用する記者以外は重要な情報へのアクセスは不可能であるため、こちらも心配はない。ただ、難しいのは、PC を使う人的マターについての取り組みだと言う。
モバイル PC を利用する記者は指紋登録が必要になった。指紋の採取後、訓示してパソコンを手渡しているという。記者と一対一で顔をつき合わせて取り組むことにより、セキュリティに対する意識を高めているそうだ。

よみうりテレビ報道局における、PacketiX を利用した VPN の構築とセキュリティに対する取り組みは、支店・支社などの拠点間 VPN 構築や、外回りの多い営業セクションでの活用、また、これから VPN の導入を考えている企業にとって、非常に有益な事例となる。

 

この導入事例について

この PacketiX VPN 2.0 の導入事例の内容は、ソフトイーサ株式会社の 1st パートナーであるぷらっとホーム株式会社によって製作されたものです。
Copyright(C) 1999-2006 Plat'Home Co.,LTD All rights reserved.

PacketiX VPN 2.0 について

PacketiX VPN 2.0 はインターネットなどの TCP/IP ネットワーク上に VPN (仮想プライベートネットワーク) を構築するためのソフトウェアのデファクト・スタンダードです。Ethernet を仮想化し、安全・高性能・高機能なレイヤ 2 VPN を専門知識無しに簡単に構築でき、大幅な利便性の向上とコストの削減を実現できます。

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