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PacketiX VPN 2.0 導入事例
独立行政法人 日本貿易振興機構様

非常に不安定だった海外特定地域所在の事業所との通信を改善するため、ネットワークインフラとして PacketiX VPN 2.0 を導入。

製作日時: 2006 年 6 月 2 日
ぷらっとホーム株式会社

Profile

日本貿易振興機構(JETRO、以下ジェトロ)は、日本と東アジア地域をはじめとする海外との貿易の拡大や経済協力を推進する独立行政法人である。

東京・大阪の本部、アジア経済研究所および貿易情報センターと多くの海外事務所のネットワークを活かし、日本経済活性化に向けた外国企業誘致、中小企業等の輸出支援や日本企業の海外展開支援のための各種事業、調査などを実施している。

独立行政法人 日本貿易振興機構 (ジェトロ)
〒107-6006
東京都港区赤坂 1 丁目 12-32 アーク森ビル 6 階
代表者:理事長 渡辺 修
http://www.jetro.go.jp/indexj.html

 

ビジネス背景
ある地域で特定のポートが通信不可能になる障害

ジェトロは、約 40 の国内拠点のほか、海外 55 カ国に 73 の事業所を擁し、ホストアプリケーションとなるグループウェアを介して日本の拠点とファイル共有や通信を行っている。しかし、海外拠点の中のある特定の地域で、原因不明で通信ができなくなるという現象が起こった。
ジェトロ情報システム課村田氏は言う。

「使用しているグループウェアは 1352 番というポートを使って通信を行いますが、事業所があるその地域だけで、そのポートがときどき通信できなくなるんです。」

80(http)や 443(ssl)といった他のポートは安定した通信が出来るにもかかわらず、その地域でだけ、1352 ポートが通らなくなるという不具合がおきたという。試行錯誤により、通信が不安定になる原因は(ホストアプリケーションとなるグループウェアではなく)あくまでその地域の通信環境にあるようだと見当がついた。
とはいえ、問題の解決には至らず、その地域のみにおいて特定のポートだけ通信が遮断されるという状況は断続的に続いた。

そこで村田氏が検討したのが、1352 以外の、通信が安定しているポートを介して 1352 ポートの通信を行うという方法だった。

「443 とか 80 番とか(一般に)よく知られるポートの方は通信が安定していました。そういうポートを使って、その中に 1352 を通す、つまりトンネルを掘っちゃえというんで、(PacketiXを)導入したんです。」


 

導入プロセス
ポートの中に別のポートを通す

「ジェトロのシステムに入れているファイアウォールソフトウェアにも VPN の機能があったのですが、それだとポートを暗号化するだけで、(グループウェアの)ポートが遮断されてしまうと通信ができなくなる、というのは変わらない。じゃあどうするんだ、というんで、PacketiX を選びました。」

PacketiX VPN 2.0 は、あるポートに別のポートの通信を通す(=トンネルを掘る)ことが可能という非常に独特な機能を備えている。これにより、村田氏は結局、443 ポートに「トンネルを掘」り、そこに 1352 ポートの通信を通すことにした。


 

導入プロセス
管理者の手を煩わせないインストール作業


ジェトロ
情報システム課
村田氏
PacketiX VPN 2.0 によって VPN を構築するには、VPN サーバ側と VPN クライアント側へそれぞれソフトウェア(PacketiX Server・PacketiX Client)をインストールする必要があるが、導入時に問題点など経験することはなかったと村田氏は言う。それどころか、インストール時に現地へ飛ぶ必要すらなかったとのこと。

「『ダブルクリック一発でインストールして、あなたのところの IP はこれだから入れてください』と向こうに伝えて、それだけです。マニュアルも A4 一枚のものを渡して。超簡単でしたね。」
高い品質・機能を備えながらも、PacketiX VPN 2.0 の導入は従来の VPN と比べ飛躍的に容易である。クライアントのインストールに関しては、アイコンをダブルクリックしてインストーラを起動したのち、フォームに IP アドレスを二つ入力するほかは、基本認証用ユーザ ID を入力するだけで済んでしまう。単純な作業時間短縮に役立つのみならず、拠点や事業所が広域にわたって散在するジェトロのような場合には、導入作業のためにいちいち管理者が現地へ赴かなければならないという手間を丸ごと省くことも可能となる。


 

導入効果

こうした「非常にスムースな」導入作業を経て運用が開始されたが、そののち導入目的が果たせたかどうか尋ねたところ、返ってきた村田氏の言葉はこのようなものであった。

「劇的に果たせました。」

導入前はなすすべもなく一方的に遮断されていた 1352 ポートの通信を、PacketiX によって掘られた 443 ポート中の「トンネル」を通して行うようにしたことで、通信が遮断されることはまったくなくなり、海外事業所との安定した通信が実現したのである。
 このほかにも、PacketiX は様々なかたちでジェトロの国際的な事業展開に寄与している。例えば、地域によって言語が通じにくい事業所などでは、「このフォルダをあけてください」と現地スタッフに指示することすらままならない場合がある。こういった事業所には、PacketiX VPN 2.0 によって PC を国内からリモート管理を行う、といったソリューションが採用されているという。
その安定性・高品質さに加えた、導入のしやすさ・自由度により、PacketiX は様々な形で活用されている。

村田氏は PacketiX VPN 2.0 を「技術的に非常によくできた製品。管理のしやすさも GUI があってすごくやりやすい。」と高く評価する。

 

ジェトロ本社(東京)
「(ジェトロのスタッフは)国内に 1,000人 くらい(国内約 810 名、海外約 800 名、合計約 1610 名:2006 年 3 月 1 日現在)、海外に 2,000 人くらいいます。で、国内だとそれに 1,000 台とちょっと切るくらいのPCがあるのですが、全て(PacketiX を導入して)LAN の中に入れてしまいたいなと思っています。
そうしたら、いろいろなサービスが出来るのではないか、と。」

PacketiX に様々なビジネスの可能性を見る村田氏だが、PacketiX の導入時に不安などはなかったのだろうか?

「不安といえば、海外のクリーンかどうかもわからないような PC を(PacketiX で)同じ LAN の中に入れてしまうのってどうかな、という意見はありました。でも PacketiX は自分の中でポートのコントロールもできて、1352 しか通しませんよとかいう風に設定してあるので、まず問題ないだろうという結論に達しました。」
「海外の PC でそれこそ winny が入ってて重要書類も入ってるという可能性はあって、そういうのを LAN の中に入れるっていうのは、非常に危険なんですけど、それはたまごが先かにわとりが先かっていう話で。(そういう PC も)LAN の中に入れてしまえば、管理できるんですよね。あなた winny 入ってるの消してくださいっていうこともできるし、こっちから消すこともできるし。一挙にはできないですから、まず(今 PacketiX を入れている)通信が不安定な地域でそれを実現して、それから北米やって、ヨーロッパやって・・・という風にすすめようかと考えています。」

PacketiX VPN 2.0 を導入している法人は、ジェトロのような規模の大きい官公庁関連の企業のほか、続々と現れている。ジェトロのように遠方とのネットワークを安定化させたり管理体制を充実化・簡便化するソリューションから、住基ネットカードで認証をかけ WEB 情報を伝えるといったソリューションまで、その活用法は様々である。今までの VPN にはない高い品質・独特な機能と、導入の容易さという、二つの長所を兼ね備えた PacketiX VPN 2.0 であるからこそ、様々な要請に柔軟に対応するソリューションとしての活用が可能なのである。
ジェトロにおける PacketiX の導入は、こうした PacketiX の自由度と信頼性とを如実に物語るものであるといえよう。

 

この導入事例について

この PacketiX VPN 2.0 の導入事例の内容は、ソフトイーサ株式会社の 1st パートナーであるぷらっとホーム株式会社によって製作されたものです。
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PacketiX VPN 2.0 について

PacketiX VPN 2.0 はインターネットなどの TCP/IP ネットワーク上に VPN (仮想プライベートネットワーク) を構築するためのソフトウェアのデファクト・スタンダードです。Ethernet を仮想化し、安全・高性能・高機能なレイヤ 2 VPN を専門知識無しに簡単に構築でき、大幅な利便性の向上とコストの削減を実現できます。

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